暗号資産「リブラ」とは?Facebook発行のブロックチェーンが買いの理由

ビットコイン



世界中にユーザー20億人を超えると言われているFacebookが2020年頃に、国際送金や買い物に使える独自の暗号資産「Libra(リブラ)」を発行すると発表しました。

これに対し各国の政界や要人たちが一斉に警戒感をあらわにしています。

今回はフェイスブックの独自のブロックチェーン「Libra」とは何なのか?また私が「買い」だと思う理由をご紹介します。


ニュースを賑わす暗号資産「Libra(リブラ)」とは

ブロックチェーン「Libra(リブラ)」とはフェイスブックが2020年頃をメドに発行する予定の新たなブロックチェーンのこと。

ブロックチェーンと言えば暗号技術を組み合わせてブロック単位にまとめコンピュータ同士を鎖(チェーン)のように繋ぐ仕組みのことでビットコインなどの暗号通貨(仮想通貨)の基盤としても有名ですね。

このLibraの特徴は、

➡スマートフォンを通じた送金が可能になる
➡海外にも送金できる
➡家賃などの支払いにも活用できる

フェイスブックが発行と銘打ってますが実際にはフェイスブックの子会社としてスイスのジュネーブに「NPO法人リブラ協会」を設けて独立運営される予定。

しかし利用者の個人情報流出やマネーロンダリングの危険があるとして先日、Libra開発責任者のデビッド・マーカス氏がアメリカ議会上院に呼ばれ証言を求める公聴会が開かれました。

そこでマーカス氏はLibraの利便性を訴えながらも「規制当局の適切な承認を得るまではデジタル通貨を提供しない」と柔軟な姿勢を示しています。

早ければ2020年内に発行されますが規制当局が渋った場合、それ以降になることが予想されます。

国際送金となるとアメリカ国内だけでなく他国や国際金融機関にも何らかの影響を与えることになるので慎重にならざるを得ないといった感じでしょうか。

ちなみにマーカス氏によるとLibraはこれまでの暗号通貨とは異なり信頼性の高い資産価値があり、準備金を為替や短期国債で積み立てするため価格変動が少ない、とのこと。

暗号資産流出の不安を払拭できるか

7月16日、暗号資産として人気を集めていたビットポイントジャパンが管理していた顧客の約5万人に総額30億円分の仮想通貨が不正アクセスで個人情報が流出したとして会社側が謝罪会見を開きました。

同社では既に流出した金額の資金調達は完了しており全額返還の方針を明らかにしていますが、依然として不信感は拭えずに今後のサービス開始は未定としています。

原因は低セキュリティと言われる「ホットウォレット」からセキュリティが高い「コールドウォレット」に移す際に抜きとられたとのこと。

今後も原因究明が行われますが個人的に資産を移すタイミングを知っていた内部の手引きの可能性もあるよなぁ〜と感じますね。

いずれにしてもこういう不信感が広がる悪いニュースによってフェイスブックのLibraへの風当たりも強くなると予想されます。

暗号資産「Libra(リブラ)」が買いの理由

デジタル通貨基本的には様子を見ながらですがLibraは買うに値するデジタル通貨だと考えています。

その理由を順を追ってご紹介していきます。

ブルーオーシャンの「暗号通貨」

ビットコインなどの暗号通貨はここ数年のうちに目覚ましい成長を遂げた市場の1つ。

相次ぐ不祥事や運営会社破綻など利用者にとってリスクの高い金融商品だったわけですが、負の時代を乗り越えて次第に確実性が増すものになってきました。

わずか数時間で価格が倍以上になってしまうボラティリティを生かして「億り人」のフレーズが流行しましたが、その後も維持している人は少ないように難易度の高い商品ですね。

しかし、今後さらに世界的に新しいブロックチェーンを作り出そうという動きは止まらないので、世界的な大企業フェイスブックが生み出すLibraは当然、世界中から注目されているだけに大きく値上がりする可能性を秘めています。

Facebookのユーザー数

Facebookのユーザー数は他のSNSに押されている面もありますが海外では依然として高い人気を誇っています。

世界中に20億人以上いると言われているこのフェイスブックはビジネスパーソンとしての役割を持っており、会社経営者に限らずアーティストや選挙活動まで地域向け・海外向けに広告を出すことが出来ます。

この基盤を利用すれば投資に興味がある人向けにピンポイントでインフィード広告を入れることが可能で利用者は短期間のうちに広告を目にすることになります。

Libraを発行するとフェイスブックが金融機関の側面を持つことになりますが既に世界中から注目されているのは、それだけフェイスブックが熱心に取り組んでいる証でもあり新たな領域の開拓者になる可能性が大アリですね。

海外送金が容易になる

最近は海外渡航へのハードルが下がり格安航空券が買えたりアジアに移住する日本人が増えています。

しかし、日本にいる家族やお子さんとのやり取りでお金を送金したりするケースがありますよね。

現在、日本から送金する手段として代表的なのはゆうちょ銀行・セブン銀行などかありますがネックとなるのがその手数料の高さ。

国際銀行間の中継コストや為替レートの変動がその要因ですが、最近はトランスファーワイズなど安い手数料が売りのサービスも増えてきました。

しかし、まだ依然としてハードルが高いのですがLibraが世界共通の暗号資産になれば、ほとんど価値を損なわずに安い手数料で海外送金ができるようになります。

デジタル通貨に投資はしなくても海外への送金手段として一役買ってくれるでしょう。

創立メンバーが名だたる世界的な大企業ばかり

ブロックチェーンを運用管理するのはフェイスブックの子会社のNPO法人「リブラ協会」ですが創立メンバーにはクレジットカード大手の「マスターカード」「VISA」やイギリスの携帯電話会社の「ボーダフォン」が参加していることが明らかになりました。

こうした世界を代表する通信会社や決済機能が豊富なマスターカード・VISAが参加するとなると、いよいよ世界規模の本格的な事業であることが伺えます。

現時点ではアメリカのトランプ大統領はtwitter上で「リブラはほとんど信頼が得られないだろう。」とつぶやいていますが、彼はAmazonなどアメリカ本土に本社を置かない企業に対して嫌味を言うクセがあることを考えると、いつものことではないでしょうか。

いずれにしても世界中を巻き込んだもっとも純資産と影響力が強い「暗号資産」であることに変わりはありません。

リブラが批判される理由

激しい夕焼け

スイスのジュネーブにNPO法人を置く

世界的な大企業AmazonやGoogleが租税回避地に本社を置いていることはご存知だと思いますが、スイスのジュネーブはヨーロッパの中でも特に税金が安く税制が簡易なことで有名。

フェイスブック本社はアメリカにありますがLibra発行にあたってスイスを選択した理由は「節税対策」と言っても過言ではないでしょう。

NPO法人というのは一般法人に比べて税制上の優遇は特にありませんが、透明性が高く社会貢献する法人という意味では大きな信頼性の差が生まれます。

不透明な部分が多いブロックチェーンは不祥事が多かった特性を考えると、そのあたりは投資家からの信頼性を勝ち取るために敢えて非営利法人にしたのではないでしょうか。

しかし、アメリカ大統領や議会からするとアメリカに税収が入らないのは面白くないわけです。

そのため、必ず足を引っ張ろうとする議員や輩が現れることは時代の常なので、批判の矢面に立たされるのは致し方ないことなのでしょう。

ブロックチェーンによる国際金融機関の混乱

ブロックチェーンはもはや仮想通貨の取り引きだけではなく為替・決済・AI・IoTに大きな革新をもたらします。

しかし、金融機関への応用という部分ではまだしがらみが多く前進していないのが現状。

なぜなら、これまで各国が金融政策によって保ってきた中央銀行の送金・決済・資金調達の面で多大な影響を受けるからです。

すでに世界中でネット銀行が乱立して地域にある窓口支店は淘汰されつつありますよね。

こうした背景から仮に「Libra」が中央銀行に匹敵する影響力を持ち始めると世界中の至るところに「歪み」が生まれます。

そのため、アメリカ議会を始め世界中の政治家が慎重にならざるを得ないといった今の国際情勢があるのでしょう。

まとめ



今回はFacebookが2020年に発行する暗号通貨「Libra(リブラ)」が”買い”の理由を中心にご紹介してきました。

各国の要人や国際金融機関から警戒されているのはやはりこれまでのポっと出の企業と異なり、世界的な大企業で20億人以上のユーザーがいるFacebookだからこそ慎重にならなければ、という思惑があります。

「サービスが開始されてしばらく様子を見てから買おうかな」

そう思う方は辞めておいた方が良いでしょう。暗号通貨に限らず投資の世界では話題になり始めた頃に乗っかってもすでに時遅し。

先駆けで購入していた先行投資家が利確して相場が大きく乱降下することがあるからです。

大きく儲けることができるチャンスはサービス開始された時にすぐ”買う”こと。世間が値上がり幅に注目し始めた頃が売り時です。これだけ注目度の高い暗号通貨チャンスは何度あるか分からないと言っても過言ではないでしょう。

※当サイトでは個人的意見として”買う”ことを推奨していますが、最終的な投資判断は自己責任の上で行いましょう。


ABOUTこの記事をかいた人

ブログ・投資・ビジネスをメインテーマにした俳句ブログ『Office Exitの俳句』編集者。ブログ運営→投資→ブラック企業から独立。ブログ収益360万、投資収益450万。趣味は俳句。特技は俳句。仕事も俳句。NHK全国俳句大会『入賞』、枕草国際俳句大会『入賞』、子規顕彰全国俳句大会『入賞』、福岡総合俳句大会『優秀賞』。