高いガソリン代を節約するおすすめの方法!みんなの月平均と気になる推移は?

スタンド



ひと昔前に比べたら車のガソリン代はかなり高いですよね。

2016年には110円代という時期があった事を考えると現在の全国平均が約143円だから30%以上も値上がりしてることに!

今後もさらに高騰した場合、家計に与えるダメージは強大です。

今回はガソリン代の推移と節約するための方法、そして気になるみんな月平均いくらなのかにフォーカスします。


最近のガソリン代の推移

小売り価格推移総務局統計の発表している「自動車ガソリンの東京都区部小売価格」を見てみると、

戦後の1966年から2019年までの価格推移を一目でチェックすることができます。


最安値は昭和41年の「50円」。当時の50円と今の50円では少し価値が違うのですが、高度成長期とともに運輸・交通網が発展する基盤になった時代です。

そして、1973年に起こった中東戦争によりエネルギー源を中東に依存してきた日本ではいわゆる「第一次オイルショック」によってガソリンが急騰して120円台まで上昇。

さらに1979年のイラン革命により「第二次オイルショック」が勃発。過去最高となる177円を記録しました。輸入されるエネルギー源が限られてしまえば当然、ガソリンの価値は上がるので値段は上昇します。

その後は1999年までゆるやかに下落していきますが、記憶にも新しい「リーマンショック」により再び高騰。第二次オイルショックを凌ぐ182円をマーク。

2010年以降は少し乱高下していますが頭を切り下げながら140円~160円のあいだを行ったり来たりしている状況が続いています。

値上げされる原因は?



ガソリンは世界経済や政治の影響、原油先物や通貨相場などたくさんの要因が複雑に絡み合って決められています。

その中でも特に影響が大きいのが以下。

①トランプ大統領によるイランへの制裁

②OPECによる意思決定

イランへの制裁

まず、①は2018年5月にアメリカのトランプ大統領がイランと6ヶ国による核合意から離脱したことから始まりました。

核合意によって緩和されていたイランへの経済制裁が再び動きはじめ、イラン産原油の輸入をなくす事をトランプ大統領が宣言。

2018年11月には第2弾となる「イラン産原油を取り扱う企業への制裁」を発動し、世界最大のアメリカ市場から徹底せざるを得なくなったイランをじわじわと追い詰めていきます。

加えて2019年6月13日にアメリカの石油タンカーが爆発した事故を受けて「イラン政府による攻撃だ!」とアメリカ側は訴えていますが、イギリスは「ほぼ確実」と声明を出す一方で、ドイツやフランスは米政府の証拠に疑問を持っています。

また、一連の騒動はイランとの対立を拡大するためのアメリカの口実との見方もありますが、さらに両国の溝は深まっていくことが予想されるため石油・ガソリン価格への影響は必至です。

OPECによる意思決定

OPEC(=石油輸出国機構)はイラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラを主軸とする石油産出国の利益を守るために作られた組織。

石油価格の決定は長い歴史のなかで紆余曲折を経て、現在は各市場に委ねられているためOPECが直接的に価格を決めているわけではありません。

しかし、石油価格を上げたいOPEC加盟国は原産調整を始めて、間接的に価格を上昇させることに成功。

2017年1月~2018年12月にかけては、1日当たりの石油産出を180万バレル減産しています。

そのため、日本のような非石油産出国は決められた量しか輸入できないため、必然的に価格は上昇しここ10年の間は110円~160円の高い水準で推移しています。

ガソリン代を節約する方法

ENEOS(エネオス)カードでお得にする



全国にもっとも多くのGSを持つENEOS(エネオス)で給油する機会が多いと思います。出光やJAに比べて価格が割高に感じることがあるかもしれませんが、ENEOSで専用クレジットカードを作ると最大で7円/ℓの割引を受けることができます。

このENEOSカードは3種類のタイプ

【エネオスカードS】…会員価格になり、請求時にガソリン代がさらに2円引きされます。

【エネオスカードP】…会員価格になり、最大3%分のポイントがたまります。

【エネオスカードC】…値引き対象となるのは150Lまでで年会費がかかります。

よほど車に乗る機会が少ない方は【C】タイプがおすすめですが、日常的に車に乗る方には【S】か【P】で節約することができます。

💡基本的には【S】は月に1万円未満の人がお得になり、【P】は月1万円以上の人におすすめ。

エネオスカードの他にも「JALカード」「ANAカード」なども割引を受けることができるスタンドがありますが、スタンドの種類によっては使えなかったりする場合もあるのでそれぞれクレカを2枚ほど持っていて使い分けるのが良いでしょう。



ENEOS

便利なTポイントカードで節約

Tポイントカード

一番お得と感じるのが溜まったTポイントで全ての料金を支払う方法。ENEOSのスタンドでは現金で支払う際にポイントが溜まったり、溜まったポイントを支払い額に全て充てることができます。

Tポイントカードは「CCCマーケティング(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)」が提供するサービスですが、TSUTAYA・ファミリーマート・BOOKSmisumi・GYAO!ストアなど色んなサービスとも連携していることからもっとも貯めやすいポイントカードと言えるでしょう。

ちなみにその他では、

【出光=楽天スーパーポイント】

【昭和シェル=PONTAカード】

などがありますがPONTAカードはローソンやケンタッキーフライドチキンで貯めることができるので比較的、貯めやすいカードと言えるでしょう。

車の軽量・節電・急発信をやめて節約



とても基本的なことなんですが車は車体重量や載せられている荷物・人間の重さによって消費するエネルギー量が異なります。同じように毎日クーラーをガンガン入れている場合や大音量のステレオなどもガソリンを食うもの。

もちろん、リッター何kmなのか燃費の良さに左右されますが過剰なクーラーの温度を少し上げてみたり、ずっと載せていて使わないものを降ろすだけでも効果あるので検討の余地ありです。

そのほかには車の急停車・急発信・60km以上のスピードで走ることも意外と消費量が多くなってしまいます。

やり過ぎは車の快適さを失ってしまいますが通勤中にどうしても音楽を聞かなくても良い時はステレオを消してみたり、ムダについているカーテレビなどを消しておくだけで365日積もれば大きな差となるでしょう。

みんなの気になる月平均はいくら?


車をお持ちの方が頭を悩ませるのが毎月のガソリン代。

走行距離や設備に使う頻度など人それぞれ違うものですが、みんなどのくらいお金かかっているか気になりますよね。Yahoo!知恵袋に同じ内容の質問がたくさんあったので一部引用して見てみましょう。

【mさん】ℓ/7kmくらいのワンボックスカー所有。3週間で約6,000円なので月平均は約8,000円。

【kさん】軽自動車を所有。通勤片道1時間。月に20日勤務くらいなので月平均は約13,000円。

【cさん】ℓ/7~8kmの乗用車とℓ/20kmの軽自動車2台を所有。月に1,000kmは走るため月平均は乗用車で約25,000円。軽自動車も月に1,000km近く走っており月平均は約8,000円。

仕事で使っているかどうかによってかなりバラつきがあるように見えますね。特にリッターで何km走るかという燃費による違いで月のガソリン台が倍近く違うといったケースもありました。

それにしても車がなくても電車・バスが発達している都市部ならまだマシですが、車がないと買い物もできないような地方部では特に価格高騰のあおりを受けやすいと言った点が懸念されますね。

ガソリンに関する豆知識



石油・ガソリン・灯油の違い

石油やガソリンに灯油とどれも同じエネルギー源ですが、その違いをおさらいしておきましょう。

結論から言うと、

💡「石油はガソリン・灯油の原料」

OPECなどの石油産出国は自国内の領土に「油田」を持っています。

自然から採れる原油は色んな炭化水素の混合物のことを指しますが、掘り出したばかりの採れたての状態を「原油」と言います。

その原油を加工することで「ガソリン」「石油」「灯油」が生まれるため、どれも同じ油田から発掘されるもの。

私たちの生活の中では車にはガソリン、ストーブには石油や灯油といったようにそれぞれ引火点が違うため別物として扱いますが、元はどれも同じ「原油」だったんですね。

確定申告の勘定科目と仕分け

「ガソリン代 勘定科目」でネット検索するとたくさんヒットします。これは明確な勘定科目が存在しないためさまざまな情報が飛び交っているのです。

個人事業主の人にとってどこに仕分けすればいいのか悩んでしまうと思いますが一般的には、

【車両費】

【車両関係費】

【旅費交通費】

【燃料費】

など正直、どこに仕分けしても良いことになっています。しかし、会計通則上のルールとして一度「燃料費」に仕分けたら次年度は「やっぱり、車両費にしようかな~」というのはご法度。

車を所有していると自動車税・車検・車両重量税など支払いが多いので、個人事業主の方はご自分にとって都合の良い仕分け先を決めることをおすすめします。

全国の都道府県平均は違う!?

同じ日本でも輸入されたルートから精製所→そしてスタンドに運ばれるまでの手間が違うことで都道府県によってガソリン価格が違うもの。

e燃費で全国ランキングを見てみると、

【全国最安値】

1位…岩手県(138.12円)

2位…千葉県(138.36円)

3位…東京都(138.43円)

【全国最高値】

ワースト1位…大分県(155.20円)

ワースト2位…高知県(154.57円)

ワースト3位…長野県(153.28円)

同じ日本で同じ瞬間にも最高値と最安値の差はなんと「約17円!!」。毎月乗る人にとってはこの差は圧倒的な開きがありますよね。

月に10ℓの人は「170円差」、月に100ℓなら「1,700円差」というのだからもはや…ポイントでカバーできる範囲を超えています。

まとめ

今回はガソリンの価格に影響を与えるイラン経済制裁やOPECの減産合意が影響をもたらすこと、そして価格の推移と安くするためのおすすめの節約方法をご紹介してきました。

「アメリカvsイラン」の構図が強まると価格が現在の150円台からさらに高騰する可能性を秘めています。

代替えの電車・バスなどの交通機関がある方は代用することが可能ですが、地方部では車がないと生活が成り立たないでしょう。そのため、ENEOSカードやポイントカードを利用して節約することが欠かせません。

今回、紹介した方法の他にも通勤に自転車を使ったり夫婦で相乗りするなどの工夫も生活に支障のない範囲で取り入れてみることをおすすめします。


ABOUTこの記事をかいた人

ブログ・投資・ビジネスをメインテーマにした俳句ブログ『Office Exitの俳句』編集者。ブログ運営→投資→ブラック企業から独立。ブログ収益360万、投資収益450万。趣味は俳句。特技は俳句。仕事も俳句。NHK全国俳句大会『入賞』、枕草国際俳句大会『入賞』、子規顕彰全国俳句大会『入賞』、福岡総合俳句大会『優秀賞』。