インバウンドのおすすめ銘柄!2019年上昇株の本命押し20

市場に置かれた株



株式市場では、TOPIXと並んで比較される訪日観光客関連の指数があります。

 

2016年に提供開始されたこの指数はここ2年ほどの間に、TOPIXを上回る推移を見せており市場参加者から大きく注目されています。

 

今回は、この指数を構成している73種類のうち、平成31年にさらなる上昇を秘めているおすすめの関連株20をご紹介します。



Inbound株とは

投資のモニターまず、Inbound株について簡単におさらいしておきましょう。

 

Inbound指数を構成している関連事業の73種類が基準となっていますが、大きく分けて以下の3つに分類されます。

✅ホテル・宿泊・レジャー

✅交通

✅小売

傾向としてテーマパークや温泉・観光地に対する訪日観光客からの需要は根強く、関連する「ホテル・宿泊・レジャー」「交通」部門は堅調な拡大を見せています。

 

反対に、「小売」の消費額は2018年1月に中国がEC(電子商取引)規制を強化した影響からか、伸び悩みが続いている模様。

 

伸び悩みとは言ってもTOPIXに対する優位性は変わらないので成長過程の途中、と見るのが妥当でしょう。

出遅れInbound株の魅力

Inbound株の魅力は市場の拡大と言う背景もありますが、何と言ってもそれぞれが地場産業と言う点。

 

ディズニーランドにしても化粧品の資生堂にしても、もともと歴史があるブランド企業で、国内でも信頼性や人気は高く安定成長している株です。

 

加えてさらにInbound市場を取り込んでいるわけですから、大崩れしにくい点が投資家からも人気を集める理由ですね。

本命押しの株全20種

投資の値動きさっそく、おすすめの本命押し株を紹介します。

 

部門ごとに分けてますが特に上が上位とかではないので、まんべんなく見てもらえたら良いと思います。

 

「ホテル・宿泊・レジャー」部門

 

『オリエンタルランド』 証券コード:4661 東証1部

ご存知、オリエンタルランドは「東京ディズニーリゾート」を運営する会社。

 

35周年を迎え2020年3月には大型アトラクション「ソアリン(仮称)」を開業予定で話題に事欠きません。

 

USJに押され気味と言われていますが、ベンチャー企業のナイトレイ社が独自に調べた結果では、訪日観光客がもっとも訪れているのが東京ディズニーランドという結果。

 

今後も大崩れすることが考えにくい本命押し株ですね。

 

『エイチ・アイ・エス』 証券コード:9603 東証1部

誰もが耳にしたことがある格安航空券で有名な旅行会社。

 

これまでは国内・国外の航空券販売がメインでしたが、ハウステンボスの子会社化、ホテル事業、訪日観光客と国内地域を結ぶマッチングサービスを手掛けています。

 

株価は2017年に2,500円まで下がりましたが、それ以降は堅調に推移しています。

 

『ロイヤルホテル』 証券コード:9713 東証2部

元祖、新大阪ホテルで主要株主はアサヒビール、サントリーホールディングス。

 

大阪政財界の「来賓を招くために近代的なホテル」という要望を受けて、設立されたロイヤルホテルは地域の信頼が厚いですね。

 

また、USJ人気が過熱しているのを見ると高級好きの訪日観光客から人気を集めるのではないでしょうか。

 

『白洋舎』 証券コード:9731 東証1部

クリーニングチェーンを展開する白洋舎。

 

Inboundには関係ないと思われがちですが、ホテル用リネンやレストラン向けクリーニングなど堅調な「ホテル・宿泊・レジャー」や、「小売」向け業界向けのサービスを強化。

 

新たなホテルの新規開拓を狙っており、株価も微増ながら右肩上がりで推移しています。

 

『日本ビューホテル』 証券コード:6097 東証1部

VIEW HOTELで有名な日本ビューホテル。
2001年に経営危機になったものの2012年に債務を全て完済。

 

電子決済サービスAlipay(アリペイ)を導入し、宿泊やレストランなどで訪日観光客を取り込んでいます。

 

株価は低い水準だけど、大きく巻き返す可能性のある株。

 

「交通」部門

 

『富士急行』 証券コード:9010 東証1部

世界文化遺産「富士山」への鉄道・バスを完全に掌握している富士急行。

 

外国人が必ず行ってみたいと答えるほど富士山人気は高く、線路は5合目まで開通させています。

 

その他レジャー施設も展開しており、交通部門では間違いなく1番のInbound株。

 

『東武鉄道』 証券コード:9001 東証1部

東京メトロ副都心線との連携を機に、東京スカイツリータウン開発やホテル・運輸業を展開するなど勢いのある東武鉄道。

 

訪日観光客が手ぶらで観光できるよう「手ぶら観光サービス」を手掛けており、訪日観光客の取り込みを強化しています。

 

株価も右肩上がりで堅調に推移しています。

 

『京成電鉄』 証券コード:9009 東証1部

成田空港へのアクセスと言う最大の武器を持つ京成電鉄。

 

電鉄・バス・運輸・百貨店などの流通にも強みを持ち、訪日観光客の取り込みを中期経営計画に盛り込んでいます。

 

オリエンタルランドの筆頭株主で、東武鉄道とも連携しているので関連市場における地盤が固い印象。

 

株価も3年連続で上昇するなど、もっとも勢いを感じます。

 

『京浜急行電鉄』 証券コード:9006 東証1部

国内線ターミナルの羽田空港へのアクセスを持つ京成急行電鉄。

 

羽田空港の周りを中心にホテル・商業施設・不動産を展開しています。

 

日英中の3ヶ国語に対応するコミュニケーションロボット「ロボホン」が話題になっており、交通部門でも他に出遅れしているので巻き返しに期待。

 

「小売」部門

 

『コメ兵』 証券コード:2780 東証2部

リサイクル「KOMEHYO」が人気のコメ兵。

 

中国人による爆買いの恩恵を受けた企業の1つですが、その後のEC規制の強化により一時失速。

 

インターネットで中古ブランド品を個人が売買するフリマアプリを開発し、2017年から株価は順調に上昇しています。

 

『パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス』
証券コード:7532 東証1部

世界的に有名な「ドン・キホーテ」を軸に、早い段階から訪日観光客を意識した経営戦略で爆買いの対象として外国人から人気が高い。

 

全店舗のうち95%が免税免許を持ち、ウェルカムクルーやウェルカムデスクを設置するなど柔軟な対応が取られています。

 

1989年の創業開始から30期連続の増収がかかっているほど、成長力はピカイチです。

 

『翻訳センター』 証券コード:2483 JQ

あまり一般消費者の方には聞きなれないかもしれませんが、企業向けの翻訳サービスを行う企業。

 

「多言語化翻訳センター」では電話での逐次翻訳を実現し、日本と外国企業の間を取り持つサービスとして重宝されています。

 

日、英、中、韓、ポルトガル、スペイン対応しており、2017-2018年には創設以来の最高益を叩き出している注目企業。

 

『プロルート丸光』 証券コード:8256 JQ

総合衣料問屋の丸光は、2015年に「丸屋免許店」を大阪本店にオープンし、訪日観光客向けに小売販売を開始。

 

独自のSNSアプリを開発し、国内外にタイムリーに情報発信しています。

 

100円前半だった2017年には倍近い200円以上へと推移しており、今後にもさらなる期待が持てます。

 

『コーセー』 証券コード:4922 東証1部

化粧品メーカー大手で売上高は資生堂、花王に次ぐ第3位。

 

主力商品の「雪肌精」「エスクリープ」を使っている女性も多いと思いますが、爆買いで買い漁られました。

 

株価は一時低迷していましたが、Web広告やEC販売を強化したことで2017-2018年には過去最高益を記録しています。

 

「その他」部門

 

『ビジョン』 証券コード:9416 東証1部

おもに観光客へルーターを貸し出しする「Wi-Fiレンタル」サービスを展開する企業。

 

訪日観光客向けに観光ビル「歌舞伎城」や「Inbound対策ドットコム」をオープンするなど経営も順調。

 

株価はWi-Fiレンタル事業を開始した2012年から大きな下落もなく高値圏で推移している安定株。

 

『沖電気工業』 証券コード:6703 東証1部

日本初の電話機を開発するなど国内では実績と歴史を持つ大企業。

 

金融機関や流通業界向けのATMは国内トップシェアを誇り、海外のキャッシュカードやクレジットカードが使えるように対応するなど、独自の対策を行なっている。

 

Inboundに対する割合は他と比べてあまり大きくありませんが、安定している企業です。

 

『デジタルガレージ』 証券コード:4819 東証1部

インターネットビジネスを支援する企業。

 

過去に「価格.com」や「食べログ」、TV witterの日本事業立ち上げを支援するなど着実に実績を積み重ねている注目株。

 

IT分野の自力に長けており、訪日外国人向けの観光ガイドアプリを構築するサービス提供を開始しています。

 

『オロ』 証券コード:3983 東証1部
オロ
企業向けにクラウドを活用した基幹システム、マーケティング支援を行うベンチャー企業。

 

会社創設は1999年とまだ歴史の浅い会社ですが、上場初期は2,000円だった株価は現在5,430円と3倍近い成長を遂げています。

 

アジア圏にも進出しているので、今後も急成長が期待できるおすすめ株。

 

『サンリオ』 証券コード:8136 東証1部
サンリオ
サンリオを代表するキャラクター「ハローキティー」「マイメロディ」「ハミングミント」は世界で人気があり、サンリオの事業はおもにキャラクター商品の企画と販売。

 

国内でも人気は高いですが、過去に最高値8,000円を記録したことを考えると売上高はひと段落した印象です。

 

しかし海外での収益割合が多くアジア圏でも人気が出ており、さらにマイナーなキャラクターにも人気が波及すればさらに株価が上昇する可能性があります。

 

『アクリーティブ』 証券コード:8423 東証1部

中小企業の資金繰りを改善するコンサルサービス事業を行なっており、2009年にはドン・キホーテと業務資本提携している企業。

 

2015年から日本円に両替できる「G Payサービス」を開始しており、訪日環境客の対策を行なっているホテル・旅館・飲食店などを取り込んでいます。

Inbound株の見通し

インバウンド株の見通しInbound株を紹介しましたが、マーケティングの先を占うには今後の日中関係が鍵を握っています。

訪日観光客は中国人が大きな割合を占めているため、日中の関係改善は日本企業の中国における事業活動を後押しする意味でもとっても重要。

日中関係と中国の経済成長が、訪日観光客の増加のさらなる追い風になるでしょう。



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ブログ・投資・ビジネスをメインテーマにした俳句ブログ『Office Exitの俳句』編集者。ブログ運営→投資→ブラック企業から独立。ブログ収益360万、投資収益450万。趣味は俳句。特技は俳句。仕事も俳句。NHK全国俳句大会『入賞』、枕草国際俳句大会『入賞』、子規顕彰全国俳句大会『入賞』、福岡総合俳句大会『優秀賞』。