投資信託のインデックス運用でおすすめの銘柄/安定収益を目指す!

インデックス運用

前回は、投資信託をアクティブに運用する☑「高利回りが魅力のアクティブ運用のメリット/おすすめの銘柄3選」を紹介しました。

 

そして、今回は高利回りを目指すアクティブ運用の対極にある、並程度のパフォーマンスを目指すインデックス(パッシブ)運用にスポットを当てていきます。

 

個人的には、市場の流動性が高いアクティブ運用が好きですが、すでにある程度の資産を築いている方には当記事で紹介する安定運用をおすすめする理由、メリットとデメリット、おすすめ銘柄をご紹介します。



インデックス運用とは

インデックス運用とは

助手
助手
インデックスとはどういう意味ですか。

まず、初めに。

投資信託は、運用会社が投資家から「1口○○円です」と公募をかけて、集めた資金をもとに株式や債券、または別の投資信託(英語で「ファンド・オブ・ファンズ」と呼ばれるカッコいい手法)に再投資して、利益を投資家に還元するものです。

 

その信託商品は会社によって色々な特徴を持っており、運用方針もいろいろ。

 

どの運用方法でも、基準となるのが日本取引所でベンチマークとされているTOPIXや日経平均株価であり、この株価指数を上回る成績を目指すのがアクティブ運用と呼ばれています。

 

今回、紹介するインデックス(パッシブ)運用は、TOPIXや日経平均株価などのベンチマークに沿うように平均的な運用成果を目指すスタイルです。

 

要するに、

yashi
yashi
「損は嫌だからムリはしないけど、最低限の利益は残るように、そこそこの成果を目指してます!」

こういう認識で間違いないと思います。

 

投資信託の運用手法で他には、社会的な役割を持つ☑「話題のESG投資とは、いったい何なのか?気になるおすすめの銘柄ランキング」や、債券市場の中でもっとも注目されている☑「投資家に人気のハイブリッド証券とは/おすすめのファンドをご紹介」などの手法があります。

インデックス運用のメリットとデメリット

メリットとデメリット

助手
助手
メリットを教えて下さい

メリットとして、以下の3点が挙げられます。

・利益が出やすい…ベンチマークに連動しているため、ベンチマークが上昇すれば利益が出ることになります。金融サイト「Bloomberg(ブルームバーグ)」によると、アクティブ運用の銘柄の中でも7割ほどは稼げていないのに対して、インデックス運用は安定しており2020年にはアクティブの市場を上回ると言われています。

・取引手数料…アクティブに比べて購入時手数料や信託報酬などのコストが低く設定されています。これは、投資判断を機械が自動的に行っているため、運用マネージャーの人件費がかからないことがその理由です。

・複利効果…1回あたりの収益は微々たるものですが、運用で得た収益をふたたび投資することで利息が利息を生む「複利効果」のルーティンが生まれやすい。安定した運用成績だからこそ、この形が作りやすい。

 

この3点を踏まえると、リスク・低コスト、なおかつ利益が雪だるま式。

 

投資信託の手数料をもっと詳しく知りたい方は☑「これで失敗しない!初心者におすすめする投資信託の選び方」で紹介していますのでご参照ください。

 

資産が多い投資家さんにとって、大きな資産を減らさずに安定的に☑「複利効果」で利益を重ね、債券などの手堅い商品より市場の流動性(値動きの幅)があるため、魅力的な投資対象と言えます。

 

助手
助手
良い点ばかりみたいだけど、デメリットはないの。

 

収益が少ないのでデメリットは多くありませんが、強いて言うなら2点だけ。

・世界経済の影響…ベンチマークに沿っている性質上、日本だけでなくアメリカ・イギリス・欧州・資源国・アジアなど世界中で起こる経済危機やネガティブな政治要因がベンチマークに悪影響を与えると収益を上げにくくなります。

・中長期の投資スタイル…10年20年と中長期で運用する場合には問題ありませんが、短期間で大きな収益を上げることは望めません。世界経済のサイクルを考えると少なくとも最低5年は続けて投資をしないと、複利効果が得られません。

市場のトレンド

市場のトレンド

助手
助手
アクティブよりもインデックスの方がいいってこと?

ここまで、記事を読み進めてきた方は安定した利益を上げることができて、かつデメリットも少ないことがお分かり頂けたと思います。

 

「では、これからもインデックスが市場を独占してしまうのか?」

答えは、ノー。

 

すでに時価総額ベースで、株式ファンドの約15%ほどをインデックスが占めていますが、反対にアクティブが残りの約85%を占めている計算。

 

投資では「ゼロサムゲーム」という言葉がありますが、これは複数の参加者が市場に存在する中で、全員の利益と損失の総和は「ゼロ」になる、という意味です。

 

常に誰かが、市場の非効率的な部分や心理的な部分を利用しようというのがアクティブの考え方。

 

投資家ほぼ全員が、乗り換えてしまうと市場のバランスが崩れてしまい、そこをアクティブに根こそぎ持っていかれる可能性があるのです。

 

例えるなら、アクティブは「サメ」のような存在

 

インデックスという「ボート」に定員オーバーで乗り込んで、誰か血を流して弱みを見せるとサメは臭いを嗅ぎつけて、非効率的なたくさんの人が乗っているボートをロックオンします。

 

すると、格好の獲物となってしまうのと同じです。

 

獲物にならないよう、常に損益率と勝率をデータ化して破産しないように☑「バルサラ破産の確率」などを参考に、投資状況を把握すると良いでしょう。

おすすめの銘柄

「SBI・先進国株式インデックス・ファンド」SBI証券

SBIインデックス
・基準価格:9,648円
・純資産総額:約9億円
・運用成績(1ヵ月):+6.2%
・運用成績(1年):-7.49%
・買付手数料:無料
・信託報酬:約0.1155%

SBI証券が2018年1月に運用開始したばかりの、別名「雪だるま(先進国株式)」

おもに先進国株式インデックスマザーファンドを通じ、日本を含む先進国の株式へ投資を行っており、ベンチマークの動きに連動する形を目指しているファンドです。

近年、購入する投資家が増加傾向で、顧客獲得のために手数料の価格競争が起きておりこのファンドは特に低コストが魅力でおすすめ。

 

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」楽天証券

楽天全世界株式インデックス・ファンド
・基準価格:10,181円
・純資産総額:約188億円
・運用成績(1ヵ月):+6.2%
・運用成績(1年):-8.4%
・買付手数料:無料
・信託報酬:約0.1296%

楽天証券の中でも人気の高い「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」

マザーファンドを通じて、ファンドの世界シェアNo.1と言われている米国バンガード社の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」に投資しています。

投資対象はアメリカ企業が約50%、そのほかは日本・英国・中国・欧州と幅広く、テクノロジー系の銘柄が多く組み入れられている印象。

個人的に、バンガード社のファンドは最も失敗しないファンドだと思っています。

 

「iFREE NYダウ・インデックス」マネックス証券

ifree

・基準価格:15,921円
・純資産総額:約102億円
・運用成績(1ヵ月):+6.19%
・運用成績(1年):-2.26%
・運用成績(設定来):+51.2%
・買付手数料:無料
・信託報酬:約0.225%

アメリカのNYダウ(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)をベンチマークに設定、連動する形の運用が行われている「iFREE NYダウ・インデックス」

おもに、アップル・マクドナルド・IBM・3M・ボーイングなど世界的に有名な大企業の株式が組み入れられています。

アメリカはトランプ大統領が就任して以来、世間を騒がせることが多かったことは記憶に新しいですが、2018年にNYダウやNASDAQは史上最高値を更新し、アメリカFRB(連邦準備制度=日銀みたいなもの)は金利政策として利上げを4回も行っているほど好景気が続きました。

今後、経済が停滞してもNYダウは高値圏であり、2020年にはアメリカ大統領選挙が行われるまでは、NYダウの大きな下落は考えにくいでしょう。

あなたの資産を増やすために必要なこと

まとめ
ベンチマークに連動し安定したパフォーマンスを目指すインデックス運用。

 

しかし、その存在は高い利回りを目指すアクティブ運用と表裏一体と言える存在であり、一概にどちらの方が優れているという回答はできません。

 

常に、世界の動向や市場を注視して割合が増えてきたらアクティブに乗り換え、アクティブが少ない場合はインデックスに乗り換えるという、状況に合わせた臨機応変な行動があなたの資産を増やす1番の方法と言えそうです。




ABOUTこの記事をかいた人

ブログ・投資・ビジネスをメインテーマにした俳句ブログ『Office Exitの俳句』編集者。ブログ運営→投資→ブラック企業から独立。ブログ収益360万、投資収益450万。趣味は俳句。特技は俳句。仕事も俳句。NHK全国俳句大会『入賞』、枕草国際俳句大会『入賞』、子規顕彰全国俳句大会『入賞』、福岡総合俳句大会『優秀賞』。