【秋の俳句例】風・山・食べ物・スポーツなど季語がたくさん!NHK全国大会④

干している紅葉



9月になって長い夏休みが終わると2学期が始まりいよいよ晩夏ともお別れ。

秋は運動会・農作物・海山の幸・イベント・ハイキングなど風物詩が目白押しになります。

今回は俳句例と、この時期ならではの風・山・食べ物・スポーツを使った句、NHK全国大会の概要をご紹介していきます。季節の移り変わりを美しい句で感じましょう!(^^)!


立秋はいつ?意味や読み方は?

紅葉が色づく2019年は8月8日に「立秋」を迎えました。

 

暦の上では8月8日以降の暑さは残暑ということになってますが実際は違いますよね〜(*_*)

 

昔は9月になると白露という節気を迎えて涼しくなる頃に作られた区分なので、現代とはいささかズレが生じているのが実際。

 

しかし、スーパーや百貨店ではすでにお中元が30%オフとか50%オフで山積みになっていますが、お盆を過ぎても本格的な暑さが続いてるのは辛いですね〜

 

さて、立秋の読み方は字のごとく秋が立つと書いて「りっしゅう」と読みます。

 

つまり大きな季節の変わり目のことを意味しています。

 

💡後ほど紹介しますが暦のベースになっている「二十四節気」を見てみると立秋から立冬までがいわゆる「秋(Autumn:オータム)」になる訳ですね(*^^*)

季節を代表する季語「食べ物・スポーツ・山」など盛りだくさん!

全体を表す季語は食べ物・スポーツ・山などたくさん存在します。俳句を作る時の参考にここでは分類ごとに季語を見ていきましょう♪

 

※5000以上ある季語を取り扱う「きごさい歳時記」から一部を抜粋引用しています。

立秋の季語

2019年9月~12月にある主要イベント一覧

季節を感じるためにも9月以降に開催される催事やイベントの一覧をご紹介しておきます。

 

2019年9月

☑️9月8日 日中国交正常化47周年

☑️9月16日 敬老の日

☑️9月20日 ラグビーワールドカップ杯(日本12都市で開催)

☑️9月23日 秋分の日

☑️9月下旬 国連総会

 

2019年10月

☑️10月1日 消費税10%へ引き上げ

☑️10月13日前後 全国の小中学校で運動会

☑️10月14日 体育の日

☑️10月22日 即位礼正殿の儀

☑️10月中 幼児教育無償化の全面スタート

 

2019年11月

☑️11月3日 文化の日

☑️11月14〜15日 大嘗祭

☑️11月16〜18日 大餐の儀

☑️11月23日 勤労感謝の日

☑️11月中 東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場完成予定

 

2019年12月

☑️12月9日 有明アリーナが竣工予定

☑️12月18〜19日 日銀金融政策決定会合

☑️12月24日 クリスマス

☑️12月26日 部分日食の観測

☑️12月31日 大晦日

小学生・中学生が作った俳句が面白い!

考える女の子小学生を対象にした俳句の大会は今や色んな団体や企業が募集するようになり、全国で100近い大会があると言われています!

 

夏休みの宿題でも俳句が出題されるなど身近な存在になっていますが、小中学生が作る句はやけに鋭かったり子供ならではの視点で描かれていることが多いですね(*^^*)

 

今回は市進教育グループが朝日小学生新聞がコラボした「小学生俳句王選手権」で受賞した作品の一部をご紹介します。

 

秋の風 雲と同時に 猫うごく
東京都 小5 女子

解説:澄んだ空に一片の浮かんだ雲の動きと猫の動きを重ねてみる思想が素晴らしく最優秀賞に選ばれた句。

一見、別のように見える雲と猫だけどその2つの動きを同時に見ていた観察力がスゴいですね〜(*^^*)

 

こい赤を えらんでとった りんごがり
東京都 小2 男子

解説:りんご狩りの様子を表している句で味が濃そうな真っ赤なりんごを探している光景が目に浮かぶ素直な作品。

また、澄んだ真っ青な空と真っ赤に実ったりんごの色の対比も面白いですね(*^^*)

 

風船が 秋の夕ぐれ 一人旅
東京都 小5 女子

解説:手に持っていた風船がひとたび手を離れてどんどん空に飛んでいき手の届かない彼方まで飛んでいくちょっと寂しい光景が目に浮かぶ句。

でも澄んだきれいな夕暮れが気持ちを穏やかにしてくれてまるで風船が一人旅に出かけたようなストーリーが素晴らしいですね(*^^*)

 

いわし雲 今夜のおかず 香り立つ
福井県 小5 男子

解説:晴れの澄んだ空に美味しそうにくっきりと浮かぶいわし雲が目に浮かびますね(*^^*)

夕方が近づき日が暮れ始める頃にでお腹がグーグー鳴りながら帰宅している様子を描いているのでしょう。

 

まつぼっくり プチプチのひげ よるのパパ
東京都 小2 女子

解説:この時期は子ども達は地面に落ちているまつぼっくり拾いが好きなものですが、まるで父親のように短い毛が生えている様子を表していますね(*^^*)

確かに夜は1日かけてヒゲが伸びきっているので、まるでパパそっくりに見えたのでしょう。

立秋の季語を使った俳句例

落ち葉とコーヒー最近は投資・ブログ執筆の次に習慣化してきた俳句作り。

 

時代が令和に変わったのをキッカケに当ブログでもちょこちょこ自作の句を公開しています(*^^*)まだまだ初心者ですがw

 

早速ですが句をご紹介していきます♪
※なお、以下で紹介する句は全てオリジナルのため著作権は当ブログ「Office Exitの戦略」に帰属していますので無断使用・転用は禁じます。

晴れや 嫁の財布も 開くなり

解説:この時期は海の幸・山の幸など旬で美味しい食べ物の他にもイベントごとがたくさん開かれますよね。

空が気持ちよく澄んでいるのと同じくらい嫁の財布からもどんどん出費がかさみ、すっからかんになっている情景を描いています。

 

路に 汗を垂らして 歩く祖父

解説:毎年、この時期になるとお盆の準備をして墓参りに出掛けるんですが昼間は日が差すだけでなく、墓地や霊園は人だかりができます。

暑すぎてご先祖さまも暑さからのんびり帰ってきたいんじゃないかな?と思わず思ってしまうほど残暑が厳しい様子を表現してみました。

本当はきゅうりの馬に乗って早く帰ってきて、戻りはナスの牛でゆっくり帰るものですが、時代の移り変わりが反映されていない風習だなぁとも思っています(^.^)

 

の 地平に燃ゆる 赤のサルビア

解説:サルビアと言えば初夏から今の時期にかけて咲く花ですが、赤いサルビアがたくさん咲いてる場所がまるで地平線まで真っ赤に燃えているような光景を表現しています。

ちなみに個人的にはHOME made 家族の代表曲に「サルビアの蕾」という歌がありますが花言葉”家族愛”や”良い家族”とあるように彼らの温かい歌声や表情が浮かんでしまいます(^^♪

 

が沈み おでんが欲しいと 秋の初風

解説:残暑が厳しい時期は熱いおでんなんて食べたくないものですが、陽が沈んで暑さが和らいでくるとクーラーが効きすぎた室内では温かいおでんを食べたいと感じるようになることがあります!(^^)!

コンビニでもおでんを出しているところも多くなってきましたが、夏の名残を感じながらも初風が季節の変わり目を教えてくれている光景を表現しています。

 

の蝉 むく鳥の動きに 合わせ鳴く

解説:この頃になるとまだ全開で鳴いている蝉もいますが数は少ないようでその姿をあまり目にすることがなくなってしまいます。

 

代わりにむく鳥の姿をよく見かけますがまるでむく鳥が鳴いているかのように蝉の声がシンクロしている様子を表現しています!(^^)!

立秋の豆知識

二十四節気

二十四節気i-nekko.jpより引用

季節というのはつねに太陽と密接な関係がありますが太陽暦や太陰太陽暦でも正確に季節を決めることは困難でした。そこで古代中国で考案された二十四節気を暦に取り入れることで初めて細かい季節分けが可能に!(^^)!

 

各節気の日にちは15日ずつで入れ替わるのですがその年の節気はカレンダーなどで確認すると良いでしょう。

 

各節気は以下。

【立春(りっしゅん)】2月4日頃…寒さは残っているけど立春を過ぎてから初めて吹く強い南風「春一番」が吹くころ。

【雨水(うすい)】2月19日頃…雪が雨に変わり、降り積もった雪も溶けだす頃。

【啓蟄(けいちつ)】3月6日頃…冬眠から目覚めた虫が穴をひらいて顔を出す頃。生物の息吹を感じます。

【春分(しゅんぶん)】3月21日頃…昼夜の長さがほぼ同じになる日で国民の祝日になっています。

【清明(せいめい)】4月5日頃…全ての生き物が春の息吹を謳歌する頃。お花見シーズンですね。

【穀雨(こくう)】4月20日頃…春の柔らかな雨が降ることから農作物の種まきに最適な頃。

【立夏(りっか)】5月6日頃…新緑に彩られてさわやかな晴天が続く頃。ゴールデンウィーク期間です。

【小満(しょうまん)】5月21日頃…農家では田植えの準備を始める頃。

【芒種(ぼうしゅ)】6月6日頃…田植えの目安とされ、農家が忙しくなる時期。梅雨時期の直前ですね。

【夏至(げし)】6月21日頃…太陽がもっとも高く昇り1年で最も昼が長い日。本格的な夏がやってくる前。

【小暑(しょうしょ)】7月7日頃…梅雨明けも近くなり夏の熱気を少し感じるようになる頃。「暑中」といい「暑中見舞い」を出す期間。

【大暑(たいしょ)】7月23日頃…子どもたちは夏休みに入り、農家は害虫駆除など暑い中での農作業が続く大変な時期。

【立秋(りっしゅう)】8月7日頃…残暑は続きますがこの日から暦の上では秋になる頃。この日を境に「暑中見舞い」は「残暑見舞い」に変わります。

【処暑(しょしょ)】8月23日頃…朝晩の涼しさに息遣いを感じる頃。夏休みは終わり台風シーズンがやってくる前ですね。

【白露(はくろ)】9月8日頃…雲が現れ本格的なシーズンになる頃。

【秋分(しゅうぶん)】9月23日頃…昼夜の長さがほぼ同じになりこの日を境に日が短くなって次第に夜長に向かいます。彼岸もこの頃行われます。

【寒露(かんろ)】10月8日頃…ぐっと新緑が深まり稲刈りが終わる頃。

【霜降(そうこう)】10月23日頃…早朝に霜が降りはじめる頃で山は紅葉に染まっています。

【立冬(りっとう)】11月7日頃…この日から立春の前日までが暦の上では冬に該当。木枯らしが吹いて冬の訪れを感じる頃ですね。

【小雪(しょうせつ)】11月22日頃…山には初雪が舞い始める頃。

【大雪(たいせつ)】12月7日頃…本格的な冬の到来で、動物たちも冬眠を始める頃。

【冬至(とうじ)】12月22日頃…太陽が最も低い位置にあり1年で最も夜が長く昼が短い日。

【小寒(しょうかん)】1月5日頃…寒さが厳しくなる頃で「寒中見舞い」を出す時期です。

【大寒(だいかん)】1月20日頃…冷え込みが激しく寒さが最も厳しい頃。

手紙で使う立秋の候(りっしゅうのこう)とは

普段はあまり出すことが少なくなった手紙ですがまだまだビジネスシーンでは活用されている「立秋の候」という書き出し。

 

ちなみに「候」は「そうろう」からきていますが単に「ある・いる」の丁寧語で「ございます・おります」といった意味合いです。

 

まだまだ暑い夏日が続きますが上記で紹介した二十四節気で見てみると立秋は「8月7日頃~21日頃」となっています。

 

ということはこの記事を公開したのが8月29日なのでもう使う場面が終了していました!!(‘Д’)

 

「8月22日頃~9月7日頃」までは”処暑”に変わります。

 

つまり「処暑の候」という書き出しに変化していますので、今の時点で取引先やお得意様に手紙を出す場合は「処暑の候」を使うのが正しいということになりますね(^^♪

 

この処暑シーズンは台風真っ盛りのシーズンで、現在も北九州を始め中国地方や四国では大規模な大雨浸水が起こっていますのでくれぐれも気を付けたい季節です。

 

気配が感じられない今年の気温

全国の平均気温

異常気象という言葉をよく耳にしますが全国でも例年より平均気温が高くなっている傾向が強くなっています。

 

「tenki.jp」を見てみると9月に全国的な猛暑が続くことで秋が遠のいてしまっており、平均気温は南からの暖気が流れ込みやすく北海道から九州にかけても平年並みか高い予想とのこと。

 

この時期には大型の台風が連続してやってくることが多いのでとても蒸し暑い夜を過ごすことになりそうですね(*´з`)

 

また、10月の平均気温は北海道から九州は平年並みか高い予想で、北国の紅葉も遅れる可能性があるとのこと。ただし、沖縄や奄美は平年並みの見込みです。

 

11月は暖かい日が多い傾向にありますが朝晩の寒暖差が激しく急にヒンヤリすることがあるので風邪に注意しましょう!(^^)!

NHK全国俳句大会とは?

さて、NHK全国俳句大会について何度か大会概要を紹介していますがここでも軽くおさらいしてお伝えしておきたいと思います(^^♪

第20回全国俳句大会

NHK全国大会とは毎年1月に渋谷NHKホールで行われる大会で一般の部・ジュニアの部があり大賞を選ぶ選者にはTBS「プレバト!!」で芸能人が作った句をバッサりと切っていく夏井いつき先生を始め著名な先生方が審査を行っている大会のこと。

 

毎年、何万人もの子ども・大人が作品を提出するため日本では間違いなくもっとも大きな大会ですね(^^♪

 

私もこの大会への出場を検討しながら句の練習をしている”挑戦者”といった立場で取り組んでいるので、興味のある方は主催している「NHK学園」のページをのぞいてみると良いでしょう!(^^)!

まとめ

今回は立秋をテーマに俳句例やこの時期ならではの季語などをご紹介してきました。

 

なかなか残暑が厳しくて二十四節気で決められたように細かい季節の移り変わりを感じることは難しいですが、確実に季節や行事・風景は季節の変わり目の準備を始めています。

 

ちょっとしたことでも当たり前のことだと考えないでいつもと違う視点を持って句を見てみると季節を先取りすることができるのでおすすめですよ♪


ABOUTこの記事をかいた人

ブログ・投資・ビジネスをメインテーマにした俳句ブログ『Office Exitの俳句』編集者。ブログ運営→投資→ブラック企業から独立。ブログ収益360万、投資収益450万。趣味は俳句。特技は俳句。仕事も俳句。NHK全国俳句大会『入賞』、枕草国際俳句大会『入賞』、子規顕彰全国俳句大会『入賞』、福岡総合俳句大会『優秀賞』。