【令和】2019年から続々と値上げされる「こと・モノ・サービス」まとめ一覧

玩具



前回は「値上げされる食品・飲料まとめ一覧」を紹介しましたが、価格改定の波は食品業界だけにとどまりません。

食品・飲料の価格改定を見てみると、特に小麦や乳製品に関するものが大きな改定率となっており、その原因は人件費・原材料・運送費の上昇。

2019年10月に施行される消費税10%を意識した各メーカーの対策ですが、今回は食品・飲料をのぞく令和時代の「こと・もの・サービス」値上がりまとめ一覧をご紹介します。


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「こと・モノ・サービス」令和の値上げにはそれぞれ理由がある

理由今回紹介する「こと・モノ・サービス」はそれぞれ異なる業界で、異なる理由があってそれぞれ値上がりしていることが推測されます。

前回の「なぜ?続々と令和に食品値上げされるのか」でも紹介しましたが、今年2019年10月に消費税が10%に引き上げられるタイミングで各メーカーが価格改定を行っていることは紛れもない事実。

しかし、人件費・材料費・運送コストが上昇して値上がりしているのと、その物の普遍的な価値が上昇することによる価格改定では大きな違いがあります。

例えば、次章のまとめ一覧で紹介している中にオメガ・エルメスと言ったブランドがありますが、これらの価格改定は明らかにコスト増によるもの、というよりこの令和という時代において誰もがお金を出すことを惜しまない価値があり、高級時計ブームがあるため。

高級時計ブームについてはこちら「値上げラッシュの今。売り時の腕時計ブランド6選」が分かりやすいかと。

だから、価格改定で定価が上がっても買い手はなくならないし、さらにそのブランド商品の価値を高めることになります。

むしろ、この逆境を逆手にとって自社製品の価値を上げているわけですから、一概に値上げと言っても悪いことばかりではないですよね。


2019年から値上げされるサービスまとめ一覧



ジャンル問わず2019年に値上げが行われた、またはこれから値上がりする「こと・モノ・サービス」をご紹介していきます。

2019年1月

売新聞 朝夕刊セット
新聞業界で朝日・毎日新聞に先駆けて2019年1月から朝夕刊セットが値上がりしています。1994年1月から約25年間、据え置かれていた新聞の価格が令和に値上げされたことは出版業界・サービス業界に衝撃を与えました。

対象:朝夕刊セット
開始日:2019年1月1日
値段:+10%
理由:人手不足が深刻化する販売店の労務環境改善に充てるため

 

水工業株式会社
清水工業は菅工機材や設備関連のメーカー。一般の方は馴染みがないかもしれませんが、建物には欠かせない器材です。これらの部品が値上がりすれば、最終的に建物を所有する経営者や一般家庭にも価格改定の影響が出てきます。

対象:主要取扱製品
開始日:2019年1月1日
値段:+10~15%
理由:市場環境・社会的責任に対し、社内での合理化を最優先に進めていたが販売価格を維持することが困難になったため




2019年2月

IWC
スイスブランドでスタイリッシュかつシンプルなデザインが人気のIWCの腕時計が2019年1月から価格改定しています。どちらかと言うと、コスト増というより令和時代になりさらにこういったアイテムの市場価値が上昇していることに対する値上げの類ですね。

対象:ポートフィノシリーズの一部、パイロットウォッチシリーズの一部
開始日:2019年2月1日
値段:+20,000円~30,000円
理由:素材・人件費の原価高騰のため

 

メガ
高級時計としてもっともスタンダードなオメガのスピードマスタームーンウォッチ、シーマスター300など一部の腕時計が値上げされました。あまり大々的な価格改定は謳っていませんが、確実に数万円単位で価格変動しています。

対象:スピードマスタームーンウォッチ、シーマスター300など
開始日:2019年2月1日
値段:+3.7~15%
理由:素材や人件費などの原価高騰のため

 

HERMES(エルメス)ブティック
HERMES(エルメス)でもバック・ポーチ類など一部の商品で2019年2月から値上げが実施されています。衣類・シルク・シューズ・食器・スカーフ・ネクタイなど据え置かれているサービス商品も存在する。

対象:バック・ポーチ類
開始日:2019年2月1日
値段:+5%~10%
理由:原材料の高騰、製造・物流コストの上昇のため





ュービーネットホールディングス株式会社
キュービーネットは全国展開のヘアカット専門店ですが、2018年8月に値上げを発表しました。2019年2月から現状の通常カットサービス・シニアカットサービスともに値上がりしています。

対象:通常カット・シニアカット
開始日:2019年2月1日
値段:通常価格1,080円→1,200円(+120円)、シニア価格1,000円→1,100円(+100円)
理由:理美容師の採用・育成への投資、店舗スタイリストの安定的な待遇改善を継続的に行う必要があるため

 

ノタロウ
製造・工業用資材や建築現場で使用する工具類・消耗品を販売するモノタロウは、2月24日から送料無料サービスになる対象の注文金額を引き上げました。

対象:通常注文・定期注文・Web注文
開始日:2019年2月24日
値段:注文金額3,000円以上で送料無料→注文金額3,500円以上で送料無料(実質+500円)
理由:配送箱数の削減による物流オペレーションや配送の更なる効率化を図るため



2019年4月

ナミ「遊戯王OCGブースターパック」
「遊戯王OCG」は、2019年で誕生して20年と節目の年を迎えますが、この令和になり初の値上げに踏み切りました。なお、価格改定されるのはブースターパックが対象で、それ以外の価格帯の商品に変更はないとのこと。

対象:遊戯王OCGブースターパック
開始日:2019年4月1日
値段:143円→150円(+7円)
理由:原材料や輸送コスト増加のため

 

用英語技能検定(英検)
実用英語検定は準会場5級を除き、全ての級で検定料が値上げされます。背景には、大学高校の入試に採用されており、入学試験の要素が加わったため受験者が増加傾向。

対象:英検5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級(公開会場・準会場いずれも)
開始日:2019年4月1日
値段:500円~1,100円(公開会場)、100円~500円(準会場)
理由:実施監督者など人件費増加・入試や情報管理等に対応する運営・物流の品質強化などセキュリティ関連費用が増加しているため

 

武タワースカイツリー
東武タワースカイツリーは聞きなれない方もいるかもしれませんが、東京スカイツリーを中心とした開発プロジェクトのこと。2014年の増税時以来の増税になりますが、一方で日時指定券は現行料金よりも値下がりしています。

対象:個人向け展望台入場券
開始日:2019年4月1日
値段:展望デッキ+展望回廊(3,090円)→展望デッキ+展望回廊(平日3,100円、休日3,400円)
理由:-

2019年6月

TOHOシネマズ
TOHOシネマズが3月18日に、映画鑑賞料金の値上げを発表しました。TOHOシネマズ名の全国66拠点で6月1日から一斉に値上がりが開始されます。

対象:一般鑑賞料、ファーストデイ、レディースデイ
開始日:2019年6月1日
値段:一般1,800円→1,900円(+100円)、ファースト・レディース1,100円→1,200円(+100円)
理由:アルバイト人件費など運営コスト増加のため



2019年9月

本音楽著作権協会(JASRAC)
JASRACは2月19日、作曲家など権利を持つ人に著作権使用料を分配する際に差し引く手数料率の一部を変更すると発表しました。入場料×定員数が5千万円を超えるような大規模な演奏会の場合は、手数料の割合が15%に引き下げられます。ただし、サービス提供する美容院などの店舗で流すBGMの場合、これまでの手数料12%→25%へ引き上げられます。

対象:大規模演奏会の手数料、店舗BGMの手数料
開始日:2019年9月1日
値段:大規模演奏会の手数料25%→12&(-13%)、店舗BGMの手数料(12%→25%)
理由:店舗から個別に使用料を徴収しなければならないケースが増えて、手間がかかるようになったため

2019年10月

塚歌劇団
オリジナリティがあり華やかでクオリティの高い演出を維持するため、として宝塚歌劇団が値上げを発表しました。宝塚大劇場と東京宝塚劇場いずれも対象になりますが、東京宝塚劇場S席だけ特に値上がりしています。

対象:宝塚大劇場S席・SS席、東京宝塚劇場S席・SS席
開始日:2019年10月4日(宝塚大劇場)、2019年10月18日(東京宝塚劇場)
値段:宝塚大劇場S席8,300円→8,800円(+500円)、宝塚大劇場SS席12,000円→12,500円(+500円)、東京宝塚劇場S席8,300円→9,500円(+1,200円)、東京宝塚劇場SS席12,000円→12,500円(+500円)
理由:音響・照明といった舞台装置が高度化し、演出も多様化、公演にかかるコストが従来よりも増加しているため

「こと・モノ・サービス」値上がり前の駆け込み需要は考えない

走る別記事の「知っておきたい静観するという選択」でも説明していますが、消費税が10%になるタイミング、また今年の価格改定によって値上がりするタイミングでは必ずと言ってよいほど駆け込み需要が生まれます。

高級時計や宝塚歌劇団座席など贅沢品に対する値上がりはきっと影響ないと思いますが、読売新聞やモノタロウのように生活・仕事の一部として使うものには支障がありますよね。

ある程度は、駆け込み需要で値上がりする前にまとめて買うことで対処できますが、基本的には私は駆け込みでまとめ買いすることをおすすめしません。

なぜなら物価は年中、変動を続けています。令和の今年、値上がりしたからと言っても今後もずっと上昇し続けるわけではありませんから。

それよりも、駆け込み需要は考えないで外食を減らす・ポイント・クーポンを活用すれば値上がり分を埋めることはできると思っています。


まとめ

終わり今回は「こと・モノ・サービス」に限定して2019年令和に値上がりするものを紹介しました。

結論としては、

・値上がりには「コスト増」「消費税10%が適用される商品との価格調整」「普遍的な価値を高める」この3つの理由が存在する。

・価格改定前の駆け込み需要に乗らなくても、外食を減らす・ポイント・クーポンを活用すれば値上がり分は埋めることはできる。




ABOUTこの記事をかいた人

ブログ・投資・ビジネスをメインテーマにした俳句ブログ『Office Exitの俳句』編集者。ブログ運営→投資→ブラック企業から独立。ブログ収益360万、投資収益450万。趣味は俳句。特技は俳句。仕事も俳句。NHK全国俳句大会『入賞』、枕草国際俳句大会『入賞』、子規顕彰全国俳句大会『入賞』、福岡総合俳句大会『優秀賞』。