【令和】新天皇が受け継ぐ三種の神器とは/現代の神器は4K・5G・スマホ

スサノオ①



先日、一日中テレビの話題を独占していた「新天皇の即位式」でしたがその中でもひと際、国民の興味を引いたのは「三種の神器」と言われる日本に古来より伝わる宝物。

皇位とともに歴代の天皇より伝わる宝物で「鏡(かがみ)」、「剣(つるぎ)」、「曲玉(まがたま)」の3つがありますが、果たして神器とはどんなものなのでしょうか?

また、令和の三種の神器と言えば「4K・5G・スマホ」と言われている理由と、これまでの歴史を振り返ってみます。


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皇室に伝わる「三種の神器」とは

剣まがたま三種の神器とは日本神話の中に出てくる話しの中で、天孫降臨の時に天照大神が瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)によって預けたとされる3種の宝物のこと。

三種の神器とは

鏡・剣・勾玉は教科書で見たことある方も多いと思いますが、実は皇室の方ですらその実物を見ることはない、と言われています。

思い描いていた姿形とは異なる可能性は高いですが、いずれにしても古伝書には天皇に従う際に献上した旨が記載されており、また福岡市の「吉武高木遺跡」や長崎の「原の辻遺跡」から鏡、玉、剣の組み合わせが出土していることから、縄文・弥生・飛鳥時代において権力者が示すべき象徴としてこれからの三種を持ち合わせていたと予想。

その後も平安時代から長い戦国時代や権力争いの渦中にあって、現存するのかどうか分からないまま現在に至り皇室に継承されているものと考えられます。

そして、昨日5月1日に剣と曲玉は第126代天皇徳仁によって、赤坂御所に運ばれそこで保管されることに。

八咫鏡(やたのかがみ)

日本神話の言い伝えによると、有名な神話「岩戸隠れ」に登場します。

天照大神が岩戸に隠れたの際に、石凝姥命(いしこりどめのみこと)が作ったという鏡で、天照大神が岩戸を開けた時この鏡で天照大神自身を映し、興味を持たせて外に引き出しました。

その結果、外が明るくなったという話しですがのちに鏡は天照大神が瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に授けたと言われています。

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

こちらも「岩戸隠れ」に登場する物で、岩戸隠れの際に後に玉造の祖神となる玉祖命(たまのおやのみこと)が作り、八咫鏡とともに太玉命(フトダマ)が捧げ持つ榊の木に掛けられた、と言い伝えられています。

その後、天孫降臨の時にこちらも鏡と同様に瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に授けられました。

博物館などで目にすることが多い勾玉(まがたま)ですが、さまざまな大きさ・色があり長い緒に繋いで身に付ける宝だったと言われています。

草那藝之大刀(くさなぎのたち)

有名な神話「ヤマタノオロチ」に登場。須佐之男命(スサノオ)が出雲にある簸川上(ひのかわかみ)で倒した伝説の生物・ヤマタノオロチの尾から出てきた、とされる剣。

静岡県「焼津」の地名の由来となっているそうですが、その真偽は分かっていません。

高度成長期の「新・三種の神器」

プロレス1950年代に「三種の神器」と言われていたものがありましたが、みなさんご存知でしょうか?

それは「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」。生活の豊かさやあこがれを象徴する電化製品で、当時はお金持ちの家にしかなくご近所が集まってプロレス格闘試合を見たそう。

そして、高度成長期になると民衆の神器も姿形を変え、今度は「カラーテレビ・クーラー・カー」の3Cが新たに「新・三種の神器」と呼ばれるようになります。

もちろん、民衆にとっての神器と言うのは皇室を模倣しているだけで実際に存在するものではありませんが、やはり日本の経済発展や豊かさを象徴しているため、ある意味では生活の神器として浸透していくことになりました。

そして、令和の前の平成になると今度は「デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型大型テレビ」と最新のデジタル家電が主役となり、その背景には急速な技術革新があることを表しています。

令和の三種の神器「4K・5G・スマホ」

4K対応テレビ


最近、家電量販店のテレビコーナーには「4K」「8K」などの最新型がところ狭しと並べられているのを目にしたことがありませんか?

4Kとはテレビモニターの画素数の大きさ・精巧さのことを表しており、「横×縦」の画素数が「4000×2000」くらいある規格のことを「4K」と表しています。一般的には画素数が高ければ高いほどより画質が良い、ということになります。

ついこの間までデジタル放送やビデオカメラで「フルHD」が流行してましたが、フルHDは「2K」と呼ばれることが多い。つまり、4Kの半分ほどしか画素数がないということになり、いかに4Kがスゴイかなんとなく想像がつくと思います。

最先端はさらにその上をいく「8K」ですが「4K」もまだ新しい部類。そして、4Kが普及する裏にはある理由があります。

それは、「アップスケーリング」という機能に秘密があります。「アップスケーリング」とは、解像度を変換する機能のことで、2K程度の映像でも4Kクオリティまで画素を引き延ばして再生できるもの。

4K価格.comマガジンより引用

この技術によりこれまで使っていたデジタル放送電波や周辺機器を変えずとも、テレビ本体を買い変えるだけで最先端の4K画質を楽しめる、という優れものなので、令和時代にはあらゆるシーンで使われ三種の神器で言う「鏡」になると考えられます。

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第5世代移動通信システム(5G)

5Gとは「5G(Fifth Generation、第5世代移動通信システム)」の略のことで、これまで主流だった「4G LTE」を単に後継するだけでなくより高速大容量、低遅延、多接続になったと言われています。

①高速大容量

②低遅延

③多接続

まず①の「高速大容量」とは、最大の通信転送速度を表すbpsが最大で20Gbps。現在の4G LTEが0.1 Gbps~1Gbpsなので約20倍に匹敵するほどの力を秘めており高速通信は必至。

そして、②の「低遅延」はよく移動をしながら動画を見ていると映像が途中で止まった経験って誰でもお持ちですよね?5Gは1000分の1秒以下で接続できるため、遠距離でもビデオ通話をしていても遅延を最小限に抑えることができるのです。

最後に③つ目の「多接続」は、1平方キロメートルの範囲内では100万個以上の機器を同時に接続することができる、という機能。

「ヒト対モノ」IoT化が進む中で、この5Gの多接続機能は必要不可欠とも言われており、令和以降ますます5Gは先進的に活躍することが期待されています。

三種の神器に習うとさしずめ可能性を切り開く「剣」と言ったところでしょう。


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スマートフォン

スマートフォンと言えば現代人に欠かせないものですが日本国内では「Xperiaシリーズ」「iPhoneシリーズ」「Galaxyシリーズ」が人気が高く、また2019年10月から新たな「第4のキャリア」として楽天が参入してきます。

楽天は将来的には基地局の増加やデータローミング協定を駆使して全人口の96%をカバーする目標を掲げていますが、価格競争が起きれば汎用性の高い5Gはさらに一般に浸透するでしょう。

その結果、これまで以上にスマートフォンOSが強化され、5Gに対応できるよう容量が飛躍的に増加することが予想されます。

そうなればこれまで以上にスマホは身に付ける「勾玉」のような存在で「三種の神器」筆頭として君臨するでしょう。

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4Kと5Gの市場規模

システム
誰もが4Kの凄さは理解できますが、実際にどれだけ広がりを見せるのか市場規模をおさらいしておきましょう。

富士キメラ総研の「4K・8Kビジネス/市場の全貌2018」より引用します。

地上波放送を除くいずれの放送局でも2020年東京オリンピックに向け4K放送を標準化しようという動きがありますが、これまでの流れをまとめると以下のように。

【2015年】BS・CS・CATV・IPTVでは4K放送試験が行われる
【2016年】4Kテレビ販売台数:100万台
【2017年】4Kテレビ販売台数:250万台、8Kテレビの販売開始
【2025年】4Kテレビ販売台数:780万台(見込み)、8Kテレビ販売台数:40万台(見込み)

国内需要「4K・8Kビジネス/市場の全貌2018」引用

あくまでも家庭の話しですが、2017年は446万台で普及率8.3%、2025年には5,128万台で普及率94.8%になると予想。

アナログ放送から地上デジタル放送に以降した時もデジタル対応テレビの普及率が90%を超えたのと同じように、放送局が4Kデジタル放送に切り替える時期がくればこの予想は現実になります。

また、世界における4K・8K対応製品の2017年市場規模は約5兆3,670億円、2025年には約17兆4,492億円に上ると予測されています。

今後さらに、4K・8Kに対する認知度が上がり、低価格化が進めばこれらの予測より早く市場規模を広げる可能性も。

さらに、4K対応のスマホが出現し、世界規模で2025年には約2兆に及ぶ市場に成長すると予測されているため、神器でいう「鏡(4K)×勾玉(スマホ)」の相乗効果に通信を支える「剣(5G)」まで絡んでくれば飛躍的な成長を遂げることは必至、と言えそうです。

まとめ

まとめ皇位継承が無事に終了し、たくさんの人のさまざな想いを乗せた「令和時代」はすでにスタートしています。

古くは日本神話の時代から重宝されていた「三種の神器」ですが、時の経過とともに現存しているのか分からないぐらい劣化しているものと思われます。

しかし、形状が変わっても力の象徴と言う信仰はなくなりません。定義は変わらずとも時代の変化に合わせて神器も姿や形を変えていると考える方が自然。

4Kや5G、スマホという最新技術は間違いなく令和時代を支える重要な役割を担う意味では、「改・三種の神器」と言えるのではないでしょうか。


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ブログ・投資・ビジネスをメインテーマにした俳句ブログ『Office Exitの俳句』編集者。ブログ運営→投資→ブラック企業から独立。ブログ収益360万、投資収益450万。趣味は俳句。特技は俳句。仕事も俳句。NHK全国俳句大会『入賞』、枕草国際俳句大会『入賞』、子規顕彰全国俳句大会『入賞』、福岡総合俳句大会『優秀賞』。