青天井の株は危ないからやめておいた方がいい理由。エリオット波動を活用しよう

青天井の株





金融商品を取引していると「このラインが天井」とか「直近高値をこえて青天井に」なんて表現があります。

青天井とは強気の上昇トレンドで現れるもので、高値とされてる水準を大きく超え、まるで天井が見えないくらい上がっているという意味。

「あ、すごい上がってる!買っとこう」と飛びついて損をした経験がある方もいるかもしれませんね。

いきなりですが結論としては、

💡チャートにエリオット波動を探してみて、見つかって自信あるならカラ売りすれば良いし、見つからないなら手を出さない、です。

今回は天井知らずの銘柄は危ないからやめておいた方がいい理由を紹介します。



どんな展開にも天井はある

青天井には天井がある
この話しをすると夢がなくなってしまいますが、市場の原理なので覚えておくと役に立つかもしれません。

 

まず、チャートが上がる要因を見ていきます。

・会社の売り上げが良かった

・世の中の経済が潤っている

・業種が政治の恩恵を受けている

こういった理由で上昇していきますが同時に市場心理として、

「あの銘柄は右肩上がりでこれまでの高値近くまで上がるかもしれない」

と、ベテランの市場参加者がどんどんその銘柄を買い漁っていきます。

 

たくさんの人が買えば当然、会社は資金が潤って売り上げをさらに伸ばすことができます。

さらに上昇していき、これまでの高値水準をさらに超えていきます。

 

すると、ニュースやネットで扱われるようになり、

「○○銘柄は前日比+500円で取引を終えました。これは、○月以来の高値更新です。」

これを見た初心者の市場参加者は、簡単に買いで便乗します。

 

すると、途端に急落…

「あ~なんで!?まだ上がるんじゃねーのかよー!」

これは日常で起きている現象なので、そうならないよう知っておいて損はないでしょう。

 

💡金融市場では、常にプロの投資家や金融マネージャーが素人を情報操作で、カモにします。

 

市場はプロでも素人でも同じ土俵に立てば、敵同士なので大きく値が動いてるときは、カモにされる前に手を引くことをおすすめします。

なぜなら、1年のうちほとんどの時間やお金を費やして、相場を分析したり最新の情報を仕入れるプロなんですから。

天井になった銘柄は売り時のサインではない

売り時のサイン
上がり続ける銘柄の過熱度(平均値から激しく乖離してる状態)を表す、インジケータはたくさんありますが、

「ここが、天井ですよ」

と教えてくれる夢のような攻略本はありません。

 

売買益を狙ってる人は、もし天井のカラ売りするなら、それなりの覚悟が必要でしょう。

なぜなら、上がり続ける大きな波(トレンド)は時に止まらないことがあるため。

 

「もう、ずっと上がってるからこの辺が天井だろう」

など分析もせず裁量で手を出すと痛い目にあうことを私は何回も経験しました。

なのでよく見かける「天井の銘柄は売り時」という手法は半分合ってて、半分間違えています。

 

つまり、

・天井だと思ってたら終わり知らずで上昇トレンドの波が止まらない

・本当に天井でそこから下落もしくは低迷

この2つのパターンがあり、状況によって違うとしか言えないので、一概に判断するのは難しいんですね。

 

天井を見極めるのはプロでも難しいので最高値で売り判断を出すより、下がり始めてから売った方が無難。

目安としては更新した最高値を超えられない、何度も同じラインで下げ押されるなどが分かりやすい、下降トレンドのサインです。

エリオット波動に当てはめる

上がり続けるチャートでは売り時が分からない、じゃあどうすればいいか?てことになるんですが、基本的には静観しましょう。

どうしてもエントリーしたい場合のおすすめはエリオット波動を使うこと。

王道ですが、小手先のテクニックよりよっぽど頼りになりますね。

 

エリオット波動は1960年代にアメリカで流行した投資理論で、NYダウを分析して作られたものです。

エリオット波動

 

上の図を見てみると、

→第1波は上昇

→第2波は下降(第1波のスタートライン前で下げ止まる)

→第3波はもっとも上昇する

→第4波でまた下降(第3波のスタートライン前で下げ止まる)

→第5波はさらに上昇

 

上昇時のエリオット波動とは、上昇5波と下降3波のサイクルのこと。

前提としてトレンドは、直近の安値より手前で下げ止まり、押し目を作りながら「N」を描いて高値を更新していきます。

 

実はこのエリオット波動は小さな5波が集まって出来たものです。

つまり、チャートを分足で見ても小さい5波があるし、日足で見ても5波がある、月足で見ても5波が形成されています。

 

究極は、チャートから5波になりそうなのを探せば先がある程度は分かる、ということ。

実際にチャートでエリオット波動を探そうということになりますが、探し慣れてない人は見つけるの難しいでしょう。

 

すでに最高値を更新して天井なしの状態ということは、すでに3波は始まっていると思いますが、だいたい初心者の方が下す判断は以下のどちらか。

 

→まだ3波の途中で5波で上がるから買っとこう!

→もう5波だから売り時だ!

正解は、どちらでしょう?

私ならどちらも選択せずに手を出しません。

 

つまり、結局は上がるか下がるかのギャンブル要素が強いので、何もやりません。

考えるとしたら確実に5波が形成されたから、調整売りが始まる可能性がある、右肩上がりのN波形が崩れたら考えようかな、という程度。

 

間違っても、さぁ売り時だ!なんて考えたらダメです。

実際に目の前で激しくチャートが動いていると、人間は反射的に感情的にエントリーすることがあります。

 

私の経験上、飛び乗ったエントリーで良い思いをしたのは20%以下、もっと少ないかも。指標を活用して確率で攻めるのは大事ですが、あくまでも取説であって、攻略本ではありません。

 

戦略のないエントリーは根拠がないし、経験として積み重ならないので、あくまでも自分の得意な形に持ち込まれるまでエントリーしないことが重要です。

まとめ〜高値更新はただの傾向〜

ニュースやネットで高値更新して上昇してる、と聞いたら高揚してしまうものですが、=チャンスと考えるのは危険です。

ただの傾向として眺めるだけにするか、その後の動きを予想する1つの材料と考えるクセをつけることが大事。

冒頭でも述べましたが、結論。

チャートにエリオット波動を探してみて、見つかって自信あるならカラ売りすれば良いし、見つからないなら手を出さない。




ABOUTこの記事をかいた人

ブログ・投資・ビジネスをメインテーマにした俳句ブログ『Office Exitの俳句』編集者。ブログ運営→投資→ブラック企業から独立。ブログ収益360万、投資収益450万。趣味は俳句。特技は俳句。仕事も俳句。NHK全国俳句大会『入賞』、枕草国際俳句大会『入賞』、子規顕彰全国俳句大会『入賞』、福岡総合俳句大会『優秀賞』。